█ ソニー 製放送用 BVH-500A ポータブル1inch SMPTE Type-C VTR █
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 Published On Aug 8, 2022

█ ソニー製 放送用 BVH-500A ポータブル1inch SMPTE Type-C VTR █

5年ほど前に「BVH-500A」は投稿致しましたが、久し振りにメンテついでに動画撮影致しました。
合わせて、ブログも更新致しました。

ソニー製 Type-C フォーマット ヘリカル記録方式の1インチポータブルVTR。
米国AMPEX社の特許を元にソニーが開発。
ソニーの放送用VTR標準化戦略の成功例の一つ。
1979年発売された1インチポータブルVTRの代表的なモデルの1台。
同軸上にリールを配置し、小型化に成功。
小型、軽量、長時間記録、高画質など特徴的な機能満載。

ソニー製以外の1インチポータブルVTRは・・・
国内では他に日立電子、NEC製などもあるが、現場利用はほとんど無い。
海外ではドイツのボッシュ社、米国のAMPEX社やスイスのNAGRA社のVPR-5などがある。
NHK特集を始め、数々のドキュメンタリー番組制作で活躍。

BVHシリーズの据え置き型VTRと完全に互換性のある携帯用の収録専用小型1インチヘリカルスキャンVTR。
撮影専用の高画質VTRとしてハンディカメラを組み合わせてENGのように使ったり、車載VTRとして使用するなど、一体型ハンディカメラが出現するまで幅広く使用され、特にBVH-500Aは「NHK特集」など高画質で長時間の収録が必要な番組の野外収録に活躍した。

BVH-500Aは撮影現場での録画確認機能があって、白黒の未補正画像を見る事が出来ます。
更に「HT-500A CHROMA STABILIZER」を使用する事によって、撮影現場で簡易カラー再生が可能ですが、タイムベースコレクターが接続出来ませんので「Tape off」機能が使用出来ず、テープ傷の補正が出来ません。
また、遅延機能も使えませんので、ジッタ(Hラインの揺らぎ)も補正無しでそのまま出てきます。
よって、画面にはドロップアウトがそのまま再生され、更に画面が揺らぐ事になります。
但し、記録時の問題点が現場ですべて再生されますので、撮影現場での記録確認には非常に重要な事です。

大きさ:高さ41・幅37・奥行18cm
 重量:約20Kg

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