流星群の夜に/CHARTRUEUSE

「流星群の夜に」

凍えすぎた夜に
燃え盛る星空

星たちのため息を
心吸い込んでいく
通り過ぎた過去から　今
何を見ているのだろう

通り過ぎた過去に
一度見たような空

昨日消えた星たちが
夜空を流れていく
壊れかけ　アンティークが
夜空に向け歌いだした

言葉にならない
光りだした空が
窓辺にあふれて
夜を裂いた

眩しすぎる空に
イカれそうになって

透明すぎたカメレオンが
夜空を眺めてる
溢れ出した涙は　ただ
冬の声　宙を舞う

夜空を　見上げて
溢れ出した祈りは
壊れて　弾けて
ただ空が泣いた
溢れて　こぼれた
赤いスパークリングワインは
流れに　流れて
どこへ着いたのか

溢れ出した想いが
走馬灯の様で

消えて行く　星たちが
僕も消してくれる気がした
嬉しくて　悲しすぎた
想いがただ　宙を舞う

夜空を　見上げて
溢れ出した祈りは
壊れて　弾けて
また空が泣いた
溢れて　こぼれた
赤いスパークリングワインは
流れに　流れて
何処　着いたのか

夜空を　見上げて
溢れ出した想いが
砕けて　弾けて
君が泣いた
流れに　流れる
流星群の夜に
誰かが　ただ問う
どこへ行くのかと